北欧スウェーデンの暮らし

北欧スウェーデンの生活、情報を発信していきたいと思います。

コロナ環境でのランニング大会

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昨日は、友人とランニング大会に参加して11km走ってきました。
気温6度、曇り時々晴れといった天候でした。

ランニング大会といっても、昨今は、コロナ感染を防ぐため、大人数でのランニングは禁じられているため、参加者全員、同じコースを走るものの、走る日程は、2週間に分散されています。登録する時点で、指定された2週間の期間内に、空席のあるスタート時間を選択して申し込みします。スタート時間も前後の人達とは10分程度差がついていて、多くの人が重ならないように配慮されています。

 私達のスタートは、3時ちょっと前ということで、参加者が少なかったようで、ゼッケンをつけて走っている人は、数人でした。

途中、お散歩している人、大会とは別に走っている人達がいて、ランニング大会に参加していると感じが、しませんでした。

 

写真は、ゴール地点の写真ですが、私がゴールした時間は、午後4時頃ということもあり、ゴール地点には、あまり人がいなく、誰も走っていなゴール地点の写真をとることができました!

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ランニングコースは、Haga parkenという大きな公園で、湖の周りを走るコースになので、フラットなコースだろうと甘くみていたら、水際から外れた部分は、かなりアップダウンがあり、次から次と坂が現れ、しかも昨日は、風がかなり強く、ほとんど向かい風で走ることになり、きつかったです。しかも私はコンタクトレンズをしているため、突風がくると、目に砂が入らないように気を遣う必要もありました。

 

ランニングコースであったHaga parkenは、ストックホルムのすぐ北に位置した大きな公園でロイヤルファミリーの宮殿もあります。

Haga parkenは、1780年から1797年に君主グスタフ3世によって設立された公園で、英国式庭園もあり、スウェーデンで最も人気のあるレクリエーションエリアの1つです。

季節が良い時期になるとたくさんの人が散策、ピクニックを楽しんでいます。

また、多くの歴史的建造物もあり、 公園内には、中国離宮、王立墓地、そして現在は、ビクトリア王女とダニエル王子と2人の子供たちが、このハーガ宮殿に住んでいます。

Hagaparken i Solna - slott, lusthus och paviljonger | FREEDOMtravel

 ランニングが終わった後は、近くに住む友人の家にお邪魔して手作りのティラミスと手作りパンを頂きながらFIKA(スウェーデン語でお茶をするという意味)を楽しみました。

皆さんは週末は何をされてましたか?

それでは良い1日をお過ごしくください。

 

スウェ-デンの魚介売り場

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本日は、スウェ-デンのシーフード売り場をご紹介したいと思います。

こっちに来た当初は、一般のスーパーでは、エビ、ロブスターなどは、あるものの、ほとんどがサーモン、マグロばかりで、あまり刺激はありませんでした。ただ、ムール貝は、日本と違って、手軽に買うことができ、お値段も手頃なので、時々、ムール貝のワイン蒸しや、ムール貝のパスタを作ったりしてました。

しかし、最近では、魚介の種類が豊富になり、牡蠣だけでも、何種類もあります。 

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真上の写真を見て頂ければわかるかと思いますが、牡蠣だけでも10種類くらいあります。値段は、1個250円くらいから、高いものですと1個700円を超すので、安くはありません。

手前にあるパックに入ったのは、Aioli やBearnaise といったソースです。 私は、このようなソースは好きではないのですが、こちらの人は、グリルした魚、オーブン料理した魚にたっぷりとソースを付けて食べます。

  

魚も、下の写真を見て頂けるとわかるように、ニジマス、鯛、Uer といった金目に似た魚など、海の魚から湖の魚までいろいろあります。

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手前にあるSALMAと書かれたパックに入った魚は、お刺身及びお寿司用のサーモンです。
通常の切り身のサーモンでもお刺身として食べれますが、パラサイトがいる可能性があるので、少なくとも1晩冷凍庫にいれて解凍して食べた方が安全と言われています。
一方このSALMAは、そのような処理をせず、開封後すぐに食べることができます。

 

こちらも甲類が豊富です。蟹、ロブスター、エビなどが陳列されています。

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中央にあるのが蟹です。蟹の右手に見える、白いのがホタテです。
さらに右手に見えるのは、イクラ等の卵系です。残念ながらたらこは見たことがありません。多くが日本に輸出されてしまっているそうです。

また、写真には写ってませんが、ウニもあります。ウニは、こちらの人は苦手みたいで、私がおいしそうに食べていると、不思議そうに見ています。。。

 

ここのスーパーは、魚介から肉、チーズ等、かなり種類が豊富ということもあり、ちょっと特別な食材を買いたい人達がここにきます。

そのためか、、スーパーにしては珍しく、このシーフード売り場の隣には、カウンターバーがあり、ちょっとしたおつまみとワイン、シャンパンが飲めます。

 

週末ですね。

私は日曜日には、11KMのランニング大会に参加する予定です。

 

皆さんも素敵な週末をお過ごしください。

スウェ-デン人の余暇の過ごし方

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スウェーデン人は、基本的に残業はしません。残業代というのも基本的にないので、時間内に仕事を片付けて、さっさと帰宅します。

もちろん、一部の仕事、例えば、週末、夜中などに緊急な問題を処理するITサービス等、病院等の特別なケースは残業特別手当はでます。

 

日本では、特に男性が、家に帰宅しても居場所がなく、すぐに自宅に帰りたくない人や、定年したあと何をしたらいいかわからず、時間を持て余らすといった人がいると新聞等で目にします。

スウェ-デンでは、帰宅したら、すべきこと、あるいは、したいことがあるため、遅い時間まで会社に滞在しません。

先日のブログでも書きましたが、家事、子育ては、夫婦の共同の仕事になるので、男性も家に帰ったら、子供の世話、家事をこなさないといけません。

また、趣味を持っている人も多く、特に男性ですと、日本でいえば、日曜大工が趣味の人も多く、家のリノベーションを業者に頼まずに自分たちでしている人も多いです。

また、音楽好きな人は、友人とバンドを組んで演奏したり、友人とスポーツを楽しんだりして家族以外の人とも行うことができる趣味を持っいます。

 

そのため、定年を迎えた人達は、既に趣味があるので、自由な時間を、趣味に費やしたり、孫がいれば、孫と遊んだりして、余暇を楽しんでいます。
数か月前ですが、昨年、定年を迎えた元同僚の女性と食事をしました。
彼女は、以前から乗馬という趣味があったのですが、最近は、水彩画のクラスも取り始め、いろいろな趣味に時間をかけれて楽しい生活を送っていると言ってました。 

私の父は、2年半ほど前に亡くなりました。癌を患っていたため、最後の方は、病院通い入院の生活をしていましたが、山登りが趣味で、定年後は学生時代の友人たちと、いろいろな山に登り、富士山にも登っていました。

 

つくづく、趣味を持つことは大切だなと感じます。

皆さん、どのような趣味をお持ちですか?

 

それでは素敵な1日をお過ごしください。

 

 

アルコール購入の年齢制限

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スウェーデンはアルコールが3.5%を超える飲料は、通常の店舗では販売できず、Systembolagetというアルコール販売店でしか買うことができません。systembolgaet についてはこちらのブログを参照ください。

日本では、アルコールが飲める年齢は、20歳からとなりますが、スウェ-デンでは、18歳になるとレストランやバーでアルコールを購入して飲むことができます。

しかし、アルコール専売店であるSystembolagetでは、20歳になるまで購入は法で禁じられています。
また、20歳になっていない人に、アルコールを贈り物として渡すことも禁じられています。

何故、アルコール購入の年齢制限が異なるのか?

理由は以下の2つの理由に基づきます。

① 10代の若者がアルコールを手に入れるための最も一般的な方法は、年上の友人や兄弟が購入することです。 Systembolagetでアルコールを購入する年齢を18歳に下げると、若い人たちがアルコールを手に入れやすくなり、若者のアルコール消費の増加とそれに関連する怪我の増加につながるリスクが増えるであろう。

② レストラン、バーでは、そこでの従業員は、お客さんが、あまりにも酔っている場合は、アルコール法で、お酒を販売してはいけないことになっています。そのためアルコール消費量をある程度コントロールできますが、Systembolagetでお酒を購入して、自宅でアルコールを飲むとなると、レストランやバーと違ってアルコール消費量をコントロールしにくくなるため。

また、20歳以上の人が10代後半の若者同伴でSystembolgagetでお酒を購入しようとした場合は、アルコール購入を断られます。理由は、10代の人の代わりに20歳以上の人がお酒を買っているとみなされるからです。

10代の若者がお店の外で待っていれば、OKなわけですので、この手段が有効かといえば、疑問は残ります。

 

またレストラン、バー、Systembolgagetでは、年齢を確認するために、必要に応じてIDの提示が求められます。

日本では、若者が店員に年齢確認の証拠を提示するような場面に、私は、遭遇したことはありませんが、こちらでは、Systembolgagetで、お酒を買うときにID提示を求められている人を時々みかえます。

私が日本に居たころはビールも道端の自動販売機で売られていたりと、日本は、この点、お酒を購入しやすいのではないかと思います。

 

それでは、皆さん良い1日をお過ごしください。

 

 

森林浴(Shinrin-yoku)

 

つい先日のスウェ-デンのニュースで、日本の森林浴について紹介されていました。

 スウェーデン語のニュースとビデオですが、参考のためにリンクを張っておきます。

スウェーデン語で森林浴は、"Shinrin-yoku" 又は " Skogsbad "と言われます。

"Skog" は森林という意味

"Bad" は入浴という意味

まさに日本語の森林浴の直訳に当たります。

また、森林浴については、1980年代に日本で開発され、ストレスを抱えた大都市の人達が自然に帰ることことで、癒しを得るアイデアであると紹介されています。

昨今は、スウェ-デンでも、森林浴は治療の一形態としての研究の対象となっています。臨床試験から、森林浴をすることで、血圧が下がったりと健康に良い影響がコントロールグループに比べてでているという結果がでています。

 

スウェ-デン人は、もともと自然を愛する国民ですので、四季を通じて、自然を楽しみます。散策、キャンプ、湖水浴、スケート、スキーなどのスポーツから、キノコ狩り、ブルーベリー狩りなど自然と密着した生活をしているといえます。

そうははいっても、ここ最近はコロナで、自宅で仕事や講義を聴いたりしないといけないため、社交の場が極端に減っていることから、ストレスを抱えている人が増えています。

スウェ-デンは、それでも、他の欧米諸国と比べたら、ロックダウンもしていませんし、レストランもバーも開いているものの、家族以外の人とは必要以外会わないように、特に狭い室内で複数の人と会うのは避けるように勧められています。

また、高齢者は、感染予防のために、娘、息子、孫たちもしばらく会っていないという人も多く、寂しさを感じている人も多いです。

そたのめ、より多くの人達が、ストレスを感じるために、森林浴現象への関心が高まっています。

 

日本は、山に恵まれているので、皆さんも森林浴などして、ストレスを適宜解放してくださいね。

 

それでは良い1日をお過ごしください。

 

ストックホルム水際散策

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土曜日は、曇り空でしたが、先週降った雪もほぼ溶け、気温も3度くらいとそれほど、寒くもなかったので、のんびりと10㎞程度のお散歩をしてきました。

ストックホルムは、たくさんの島から構成されているため、水際の散策を楽しむことができます。 

遊歩道には、子供を乗せたバギーの人達も散歩ができるように、坂には、木のレールが設置されています。

 まだまだ寒空ですが、氷がなくなった湖では、既に、カヤックを楽しむ人がいます。

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  ストックホルムは、夏には、ボートやヨットを楽しむ人が多いので、スピード表示があちこちに立っています。

 湖畔には、白鳥が戯れています。実は、白鳥は結構攻撃的な鳥なので、私の友人は、近くによったら、口ばしで攻撃され、それ以来は、白鳥が好きではないと言っています。

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 大きな橋を渡って、Södermalm島にきました。右側に見える背の高い建物は、ノーベル賞が開催される市庁舎です。残念ながら昨年は、コロナのために、晩餐会や式典は、開催されませんでした。 

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 皆さんは、ゆっくりした週末をすごされましたか?

それでは良い1日をお過ごしください。

 

 






コロナワクチン接種の状況

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スウェ-デンでは、Covid 19 のワクチンとして、現時点で3種類(Pfizer, Moderna, AstraZeneca)のワクチン接種が可能です。

 

ワクチン投与は、老人施設に入居している高齢者、病院や介護施設で仕事をしている人達、基礎疾患があるリスクグループの人達などが優先されます。

老人施設に入居している高齢者のほとんどが既に、初回投与を完了していて、2回目のワクチン投与に入っています。

 

昨日のニュースで、スウェ-デンのビクトリア王女とダニエル王子がcovid-19の検査で陽性であったと報道されました。

症状はインフルエンザ症状の軽い症状であり、現在、ビクトリア王女とダニエル王子そして彼らの2人の子供たちは、隔離生活を始めているということです。

ダニエル王子は、過去に腎臓病を罹患していたために腎臓移植を受けています。

しかし、彼もビクトリア王女も、リスクグループに属しているとは見なされていないため、covid-19のワクチン接種を受けていません。

 

例えロイヤルファミリであっても、優先順位からはずれていれば、ワクチンは投与されないというのは、スウェ-デンらしいなと思いました。

 

スウェ-デンでは、欧米諸国で、唯一ロックダウンをしていない国です。現在でもマスク着用は義務ではありません。但し、混んでいる時間帯に公共施設を利用する際には、マスクの着用が推奨されています。

しかし、人との距離間を取ることは強く勧めらており、建物内に限らず屋外の遊歩道にでも ピンク色など目立つカラーで「距離を保とう」というシールが貼られてます。

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週末ですね。素敵な週末をお過ごしください♪