スウェ－デン人に好まれる和食

私が、スウェ－デンに来た10年以上前は、レストランでの和食といってもファーストフード的な寿司、焼き肉といったものくらいで限られていました、最近でこそ、おいしい和食のレストランができましたが、当時は、ほとんどが中華やタイレストランがお寿司もメニューとして入れていて、和食はアジアン食の1つといった感じでした。

そういうこともあり、こっちに来て、初めて知り合いを自宅に招待した時、その夫婦は、日本に行ったことはないけど和食が好きといっていたので、気合を入れて、こっちでは食べれない物を作ろうと思い、煮物、ちらし寿司とか焼き鳥などなど本格的な和食を作って振舞ったら、彼らには口に合わなかったようで、一口食べて、食べかけを残されて、ほとんど食べ物を口にせず、すごく落ち込んでしまった経験がありました。
私の以前の夫は日本にも住んでいて、和食が好きだったので、その感覚で本格的な和食を作ってしまったため、本当の和食を知らない人には口に合わなかったというわけです。その後、いろいろ試行錯誤した結果、人気のある和食は唐揚げ、とんかつ、天ぷら、お好み焼き、カレーライス、餃子、かつ丼などは、ほぼ100％気に入ってもらえました。

揚げ物でもコロッケはそれほど感動されませんでした。フレンチとかスペイン料理でもコロッケがあるからでしょか。。。
あと、こちらの人、ソースが好きで、特にブルドックのとんかつソースが大好きです。とんかつに限らず、テーブルにとんかつソースを出していたら、他の食べものにもかけて食べてました。ちなみに、こちらでは日本食材店で購入することができます。

また、マヨネーズも大好きなのでお好み焼きにお好み焼きソースそしてマヨネーズもたっぷりつけて食べます。
食べ方は、各々がおいしいと思う食べ方で食べればいいと私は思っていますが、さすがに、お寿司を食べるときに、お寿司を、醤油にどっぷりつけて、ごはんが真っ黒状態で食べるのは、ちょっとおいしいのかな？と思ってしまいます。
あと、意外だったのが、茶碗蒸しが結構人気があることです。数年前にフランス人の友人夫婦が日本へ旅行した時に、茶碗蒸しがとてもおいしかったと話てくれて、ちょっと意外だったのですが、フランス人はコンソメの文化があるからからかな？と思っていました。試しに、私のボーイフレンドに作ってみました。ちなみに私の今のボーイフレンドは、日本に旅行をしたことはまだありませんが、私が作る和食は気に入って食べてくれます。初めて彼に茶碗蒸しを作ってみたら、「オムレツのようでおいしい！」と言ってくれました。彼のお母様がオムレツが大好きなので、第2弾テストとして、彼女と彼女のパートナーを家に招待して茶碗蒸しを作ったら、すごく気に入ってくれいました。その後、アメリカ人のグルメの友人にも作ってみたら、抵抗なく食べてくれました。シイタケのうまみでたんぱくな味が外人に好まれるとは思っていなかったのでちょっと驚きでした。
その他、五目炊き込みご飯や焼き鳥も、口に合うようです。冬ですとお鍋も人気があります。

私は来週から2週間夏休みです！　スウェ－デン人の多くが既に今週から或いは来週から4週間から6週間の夏休みをとります。私はこっちが寒くて暗い時に温暖な国へ旅行そして日本にも帰省したいので、通常夏休みは、2～3週間程度しかとりません。
 
それではみなさんも素敵な1日をお過ごしください。