よく家事をするスウェ-デン男性
スウェ-デンでは、共働きの家庭がほとんどのため、男性が家事・育児を手伝います。
例えば、朝は、母親が子供を保育園に連れて行き、夕方は、父親が子供を保育園に迎えに行ったりと、保育園の送迎も分担作業になります。
これができるのも、働く環境がフレキシブルであり、日本と異なり夜遅くまで残業するといった環境ではないのも要因となります。
週末は、夫やパートナーが食事を作ったり、また、自宅でホームパーティとなれば、女性がゲストのお相手で、男性が料理作ったりということも珍しい光景ではありません。
スウェ-デンの男性から見れば、家事は、夫と妻(パートナー間)で分担するもので、妻(パートナー)の手伝いをしている認識がないようです。
ただ、男女それぞれ、得手不得手は異なりますので、お互い得意、できる部分をカバーしあって家事を行います。例えば、力仕事であれば、男性が得意でしょうし、お部屋の飾りつけや、細かい作業はどちらかといえば、女性の方が得意かと思います。
私の父は、2年ほど前に亡くなりましたが、親の世代の男性としては、珍しく家事をする人でした。定年前は、平日は夜遅く帰宅する日々でしたが、週末は庭の手入れ、掃除、料理と母を手伝いました。定年後は、母以上に家事をしていました。
父は料理が好きということもあり、週末は、父の料理を食べることも少なくありませんでしたし、父と一緒にお節料理を作ったりもしました。
最近の日本人男性は、家事を手伝う人が増えてきてるそうで、とても良いことだと思います。
今後は、日本も共働きの家庭が増えるかと思うので、育児及び家事は女性の仕事ではなく、分担し合うものという認識に変わっていって欲しいと思います。
ただ、そうなるには、やはり、働く環境や子育てと仕事が両立させやすい社会環境になることが必要だと思います。
それでは、良い1日をお過ごしください。