スウェ-デン人の余暇の過ごし方
スウェーデン人は、基本的に残業はしません。残業代というのも基本的にないので、時間内に仕事を片付けて、さっさと帰宅します。
もちろん、一部の仕事、例えば、週末、夜中などに緊急な問題を処理するITサービス等、病院等の特別なケースは残業特別手当はでます。
日本では、特に男性が、家に帰宅しても居場所がなく、すぐに自宅に帰りたくない人や、定年したあと何をしたらいいかわからず、時間を持て余らすといった人がいると新聞等で目にします。
スウェ-デンでは、帰宅したら、すべきこと、あるいは、したいことがあるため、遅い時間まで会社に滞在しません。
先日のブログでも書きましたが、家事、子育ては、夫婦の共同の仕事になるので、男性も家に帰ったら、子供の世話、家事をこなさないといけません。
また、趣味を持っている人も多く、特に男性ですと、日本でいえば、日曜大工が趣味の人も多く、家のリノベーションを業者に頼まずに自分たちでしている人も多いです。
また、音楽好きな人は、友人とバンドを組んで演奏したり、友人とスポーツを楽しんだりして家族以外の人とも行うことができる趣味を持っいます。
そのため、定年を迎えた人達は、既に趣味があるので、自由な時間を、趣味に費やしたり、孫がいれば、孫と遊んだりして、余暇を楽しんでいます。
数か月前ですが、昨年、定年を迎えた元同僚の女性と食事をしました。
彼女は、以前から乗馬という趣味があったのですが、最近は、水彩画のクラスも取り始め、いろいろな趣味に時間をかけれて楽しい生活を送っていると言ってました。
私の父は、2年半ほど前に亡くなりました。癌を患っていたため、最後の方は、病院通い入院の生活をしていましたが、山登りが趣味で、定年後は学生時代の友人たちと、いろいろな山に登り、富士山にも登っていました。
つくづく、趣味を持つことは大切だなと感じます。
皆さん、どのような趣味をお持ちですか?
それでは素敵な1日をお過ごしください。