アストリッド・リンドグレン
世界的に最も知られているスウェ-デン人の作家としてアストリッド・リンドグレンを挙げることができます。
日本でも、「長くつ下のピッピ」や「ロッタちゃんのひっこし」などの絵本に、なじみがある方も多いかと思います。
アストリッドは、1907年11月4日にスウェ-デンの南部スモーランド地方で生まれ、2002年1月28日にストックホルムで94歳の人生を閉じました。彼女は、作家としてだけでなく、社会評論家や討論者などとして幅広く活動をしていました。
彼女は2度結婚をしており、作家活動を始めたのは、2度目の結婚後、娘が生まれてからになります。彼女の最初の出版本は、世界的にも有名な「長くつ下のピッピ」になります。
その後、彼女は、児童向けの本を書き続け、世界100か国以上で翻訳され、中には、映画化もされています。
彼女の没年後、スウェーデン政府はその功績を記念して、「アストリッド・リンドグレン記念文学賞」を設立し、また、2005年には、原稿や書簡類がユネスコの「世界の記憶」に登録されました。
また、 彼女が1941年から2002年に亡くなるまで、過ごしていたストックホルムの家は、現在、彼女が生きていたときと同じように保存され、一般公開されています。
それでは、素敵な週末をお過ごしください。
*写真はネットから借用しております。