ID 番号で管理されているスウェ-デン
スウェ-デンでは、在住者には身分確認番号が記載された身分証明証が渡されます。
運転免許を持っている人であれば、運転免許証にこの身分確認番号(ID番号)が記載されます。
ID番号は、12桁の番号で構成されており、最初の8桁は生年月日で、残りの4桁がユニーク番号になっています。
このID番号は、銀行、病院、薬局等、いろいろな機関で提示を求められます。また、ネット上で、個人情報にアクセスする際には、セキュリティーの関係上、別途、スマホにBank IDといったアプリをインストールしておく必要があります。
例えば、銀行のホームぺージで自分の口座にログインする場合には、まず、このID番号を入力する必要があります。次に、Bank IDのアプリを開いて暗証番号を入力して、自分の口座にアクセスできます。
このアクセス方法は、税務署等や公の機関で自分の情報を見たり、情報更新する際にも同様です。
その他には、病院に行った場合も、病院の受付で、IDカードの提示を求められます。
病院で、診察してもらい、薬が処方された場合は、特に処方箋をもらわずに、薬局にいって、自分のID番号を提示するだけで、どこの薬局にいっても、薬がもらえます。
このようにスウェ-デンは、ほぼ全てがこのID番号を使って管理されています。
日本ではマイカードが発行されていますが、まだまだ効率的に利用されていないのではないかと察します。
では、皆さん良い1日をお過ごしください。