北欧スウェーデンの暮らし

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早朝のビーバーとの遭遇

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スウェ-デンは、首都のストックホルムといっても自然に恵まれていて、野生のシカ、ウサギなどと遭遇することはめずらしくありません。

 

春先にになるとビーバーが出没し始めます。今朝、早朝ランニングをしていた時、犬の散歩をしている女性が立ち止まって水際を見ていました。私が走ってくるのに気づくと、彼女は木の陰の水際を指さして「見て見て」といった合図を送り、その方向を見ると、ビーバーが水際を歩いていました。私は携帯を持たずにランニングをしているため、写真を撮ることはできませんでしたが、体長は40㎝以上はあったかと思います。

 

私は、ここ数年、年に1回は、早朝ランニング中にビーバーに遭遇します。いつも私が発見するのではなく、犬の散歩や早朝ウォーキングをしている女性が見つけて、私が走ってくるのに気づいたら、教えてくれるというパターンです。

ただ、ビーバーによる被害もでており、最大の問題は、ビーバーが木をかじることです。ビーバーは、住居の材料を手に入れるだけでなく、成長が止まることのない歯をすり削るために木をかじります。

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往々にして、ビーバーは歩道を上り、水際から反対側から木をかじり、半分程度かじったら後にします。そのため、その木が、歩道や道路の側に倒れてきて、歩行者にケガをさせるリスクが発生します。

 

ビーバーは、人を怖がる習性から、人間に攻撃してくることはありません。また、かわいらしい仕草もあり人気の動物でもあります。

ただ、増えるとなると、弊害もでてくるので、今後どうしていくか検討される必要があります。                           

                        *`写真はローカルニュスからの借用です。

では良い1日をお過ごしください。