北欧スウェーデンの暮らし

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スウェ-デンにおける村上春樹

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村上春樹は、日本だけなく、海外においてもよく知られた日本人作家であり、スウェ-デンでも、知られた日本人作家と言えます。

彼の本は、スウェーデン語版としても多く出版されています。

数年前になりますが、彼の新刊が出た時だったか、ノーベル賞にノミネートされたときだったかよく覚えていませんが、こちらの本屋さんで彼のいろいろな本が前例に陳列されていたことがありました。 

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私が、初めて、村上春樹の本を読んだ本は、「ノルウェーの森」でした。当時はたしか大学生の頃だったと記憶していますが、皆それぞれ悩みを抱え、自殺したりと、あまりに重いテーマにどっと疲れ、暗い気分になってしまい、それ以降、彼の本を手にしていませんでした。

しかし、こっちに来てから、私の友人が、村上春樹が好きで彼の本を何冊も読んでいるのを知り、日本人として、彼の本を読んでいないことに、やや気がひけ、再度「ノルウェーの森」日本語版を読んでみました。私自身が成長したこともあり、昔読んだときとは、全く異なり、主人公達の悩み、もがき、そして切ない恋愛、複雑な友情関係など切なさを感じて読むことができました。

その後、彼のエッセイである Vad jag pratar om när jag pratar om löpning (走ることについて語るときに僕の語ること)を読みました。この本はエッセイで、走ることの意味そして彼の哲学が書かれています。
私も毎朝ランニングをしているので、共感する部分がありました。

最近は、英語の本ばかり読んでいますが、たまには、日本の小説を時間があるときによんでいきたいなと思っています。

 

それでは、良い1日をお過ごしください。