高い税金
皆さん、ご存知だと思いますが、北欧は税金が高いです。
スウェーデンにおいては、一部の物を除いては、ほとんどの商品、サービスに対して25%の消費税がかかります。
一部の下記のような物は、12%或いは6%となります。
12%の消費税:野菜、肉、魚などの一部の食材
6%の消費税:新聞、本や交通費等
全ての商品は、既に消費税込みの値段が表示されていますので、日本のように、お店によって、内税か外税かとといったことは一切ありません。
次に、給与から引かれる税金ですが、収入が上がるほど、税率も高くなます。また、どの県に住んでいるかでも住民税が多少異なりますが、だいたい26~35%が税金として引かれます。
また 生活保護や、失業手当をもらっている人の場合は、既に、税金がひかれた金額が振り込まれます。こうすることで、誰もが、収入に対して税金を払うというシステムになっています。
そのため、1世帯で同じ収入の場合、共働きの家庭の方が、夫(或いは妻)だけで同じ収入を得た場合に比べ、支払う税金の合計が低くなります。
また、日本と違い扶養控除といったものは、ありませんので、誰もが、その収入に応じて税金を支払うことになります。
税金は高いですが、その代わり、大学まで学費は無料ですし、23歳まで歯科治療も無料といった社会補助もあります。
これにつていは、また別の機会に書きたいと思います。
それでは良い1日をお過ごしください。