白鳥の雛がかえりました
白鳥が湖に浮く草むらにじっと座って卵を温めているのに気づいたのが、約2週間ほど前です。その時のブログはこちら 白鳥の産卵 - 北欧スウェーデンの暮らし
午後のお散歩で時々見に行ってましたが、母鳥は同じ場所にずっと座ったままで、2週間近く何も食べ飲みしていなかったのかのように思われます。 時折パートナーの雄と思われる白鳥が水上から様子をうかがっていましたが、昨日散歩に行ったら、なんと雛がかえっていました!
とっても微笑ましい風景で私まで、自分のペットに赤ちゃんが産まれたような嬉しさがありました。
上の写真はズームで撮ってますが、下の写真は通常モードです。父親の白鳥も水上にういた叢に来て、家族仲良くたたずんいます。
すっかり日が延びたスウェ-デン。下の写真は午後9時ですが、まだまだ十分明るいです!
では、皆さんも素敵な1日をお過ごしください。
牛肉売り場
スウェ-デン人は、どちらかというと肉好きの人が多いかと思います。特に年配そして男性は、魚よりも肉好きの傾向があると思います。
スウェ-デンは豚肉は手頃な価格ですが、牛肉となるとお値段はやや高めになります。ただし、一概に牛肉といってもどの部分の肉かでお値段も様々ですが。
写真は、スーパーの牛肉売り場です。国産から外国産といろいろな牛肉が売られていります。こちらでは、ウサギの肉も売られているのですが、形がまさにウサギの形で売られているので、私は抵抗があり買ったことはありません。
和牛も販売されています! 下の写真の右側を見て頂くと、大きな名札でJAPANSKA WAGYUと書いてあるのでご覧いただけると思います。しかし、お値段は、とても高いです。こちらの高めの牛肉でも1万円/Kg前後で売られているのに対し、和牛はそれらの肉の約5倍もの値段となり約5万円/Kgもします。
以前和牛の霜降りを1度だけ購入したことがあります。店員の男性にどうやって食べるのがいいかと尋ねたところ、バターで炒めるのがおいしいと言われました。私のボーイフレンドは、お店の人に言われた通りに、調理をしたかったようですが、霜降りは、ただでさえ脂肪が多いので、バター焼きは勘弁してほしいとお願いし、BBQでグリルにして食べましたが、グリルの仕方が良くなかったのか、お値段の割には、正直おいしいとは思いませんでした。
では、素敵な1日をお過ごしください。
野生のウサギと遭遇
スウェ-デンは自然に恵まれているため、野生の動物に遭遇することは、珍しくありません。先日は、早朝にビーバーを見たことをブログに書きましたが、この日は野生のウサギと遭遇しました。
自転車で出かけようとマンションの裏庭にある自転車置き場にいた時です。私の脇を何かが、かなりのスピードで走っていきました。始め何だかわかりませんでしたが、2匹のウサギが追いかけっこをするように走っていきました。その後1匹のウサギがピョンピョンと走ってきて私がいる自転車置き場に戻ってきたので、パチリ。野生のわりには、かなり近くまで寄ってきました。
この時期は、鳥たちの産卵の時期になるので、子供を連れて泳いでいる鳥達の風景もここ数日よく目にします。
桜もほぼ散ってしまい、桜のカーペットがきれいです。
1週間が始まりましたね。素敵な1日をお過ごしください。
今年初のBBQ
週末は夏日に恵まれたので、夜は初のBBQをしました。
日中は外出をしていたので、あまり手間のかからないグリルにしました。
チョリソー、ズッキーニのベーコン巻き、パプリカ、アスパラガス、コーン、そしてベトナム風味マリネの鶏肉。こちらは、午前中にベトナム風マリネソース(ライム、レモングラス、ナンプラー、砂糖)を自分で作り、その中に鶏肉を半日マリネにしておきました。下準備は手伝いますが、こちらでは、グリルは男性の仕事です!
本来ならテラスで食事をとるのですが、いきなり夏日になったためテラスにテーブルや椅子はまだ、倉庫に入ったままだったので、保温しやすい、ルクルーゼの厚手の鍋にグリルした食べ物をいれて、水際に移動してピクニック気分を楽しみました。
スウェ-デン人は、ソースが大好きで、アイオリソース(AIOLI)やベアルネーズソース(bearnaisesås)というソースを付けて食べる人が多いです。私はあまり好きではないので、シンプルに塩コショウや、和風でポン酢をつけて食べたりもします。本日は既にチョリソーにしろ、鶏肉のマリネにしろ味がついていたので、そのままの味を楽しみました。
午後7時半ごろですが、まだまだ明るく太陽がサンサンと当たっています。
皆さんも素敵な1日をお過ごしください。
夏日のスウェ-デン
木曜日は、スウェ-デンは祝日でした。
この日は日中の気温が22度くらいまで上昇し、すばらしい夏日でした。日本ですと気温22度では気持ち良い天気だけど夏日には程遠い気温ですが、こちらは、日差しが既にとても強です。一方、空気は乾いていて気温もさほど高くないため、日向にいると気持ちよくて、気が付くとすっかり日焼けして顔も腕も赤くなってしまいました。
日照時間もすっかり長くなり、ストックホルムで、日の出が4時15分で日の入りが21時15分と夜の10時すぎまで明るくなりました。
多くの人がこの夏日を楽しみ、ピクニックをしている人、中には海水浴をしている人、ボートにのって楽しんでいる人などがいました。
数日前、私のボーイフレンドのお母さんが誕生日を迎えたので、私は、ボーイフレンドと一緒に彼のお母さんに会いに行ってきました。
コロナ発生の昨年の3月以降、高齢である彼女及び彼女のパートナーとは、感染予防のために、会っていませんでした。先日彼らは2回目のワクチン投与を完了したので久しぶりに会いに行ってきました。この日は天気が良かったので、庭でお茶(スウェ-デン語でFIKA)をしました。
彼女は、ケーキ作りが好きで、この日は、手作りのシナモンロールとスクワッシュのケーキでFIKAをしました。
スクワッシュとは、見た目はひょうたん型の大きなカボチャですが、中身はカボチャとは違い、水っぽい感じになります。
これに、彼女の手作りのブルーベリー&ラズベリーのジャムをつけて頂きました。このブルーベリーとハロンベリーは市販のベリーではなく、彼女と彼女のパートナーが昨年、近くの森林で摘んできたのを冷凍庫で保管しておいて、それを前日ジャムにしてくれたものです。ジャムの上にホイップした生クリームをつけて頂きました。
それでは、素敵な週末をお過ごしください。
失業保険の仕組み
コロナが発生してから、世界中で失業者が増えています。特にサービス業のホテルやレストランでは多くの人が職を失っています。
本日は、スウェ-デンの失業手当の仕組みについて紹介したいと思います。
日本では、基本的に、会社に勤めていれば、雇用側が雇用者の失業保険を手配してくれ、給与から自動的に月々天引きされると思います。一方、スウェ-デンでは、雇用側は、社員の失業保険を手配してくれません。そのため、各自自分で、失業保険基金に申し込みし、会員になる必要があります。スウェ-デンでは30社以上の失業保険基金があるので、自分にあった業界など好みで選択することができます。月々の費用は、どこでも概ね同じです。この基金は、「A kassa」と呼ばれており、会社の解雇等で失業した場合は、すぐに失業保険がおり失業手当をもらうことができますが、これが自分から辞めた場合ですと通常3か月くらい待たないといけません。
手当は、合計で300日まで支給されます。これは勤務日で計算されるので、平均して21~22日/月ですので、おおよそ1年くらい支給されます。但し、月々の限度額があるので、高収入の場合ですと支給額は、以前もらっていたお給料よりもずっと低くなるケースがあります。そのため、多くの人は、A kassa以外に、組合団体にも加入しています。これも、A kassa同様、自分の業界に合った団体あるいはサービス等で自由に選択することが可能です。これに加入していることで、高収入の人は、以前の給与の80%までの失業手当をもらうことができます。但し、月々の会員費は、月々のもらう給与の金額により異なります。給与が高い人は、会員費も少し高くなります。
これに加入することで、例えば、月々の月収が税込み40万円の人が失業したとします。その場合、80%である32万円までが当面もらえます。A kassaからは20万円でたとします。そしたら組合団体からは12万円がでるいうことになります。この組合からの保障期間は、約7か月になります。実際にもらえる金額は、税金が引かれた後の金額になります。また、これら手当の支給を受けるには、最低でも1年間会員となって月々支払いが必要になり、失業中も会員費は払い続ける必要があります。
明日はスウェ-デンでは祝日で、金曜日もお休みをとって4連休の人も多いです。
皆さんも素敵な1日をお過ごしください。